宅地建物取引業免許取得の流れ
宅地建物取引業免許取得の流れ
1 ご相談及び、確認事項のヒアリング
↓
2 ご依頼 (業務委任のご契約)
↓
3 必要書類、今後のスケジュールの案内
↓
4 必要書類の収集・作成
↓
5 行政庁に免許申請・受理
↓
6 行政庁による審査
↓
7 免許の通知と、保証協会加入手続き
↓
8 免許証の交付
↓
9 営業の開始
以上が、大まかな宅地建物取引業免許取得の流れになります。
ご相談及び、確認事項のヒアリング
まずは、最初のご相談で、お取りになりたい宅地建物取引業の免許の種類を確認致します。
事務所の設置場所により、都道府県知事免許と国土交通大臣免許の2種類があります。
また、免許取得にの要件として、「専任の宅地建物取引士」、「事務所」、「保証協会への加入のための資金」等が必要になりますので、その他の要件も含めて、確認事項をヒアリングさせて頂きます。
ご依頼 (業務委任のご契約)
お客様とのご相談及び、確認事項のヒアリングで、要件を満たせそうな場合、お客様のご了承の上、業務委任の、ご契約をさせていただきます。 委任状を頂いた上で、着手金をお支払い頂いたのち、業務を開始させて頂きます。
また、要件を満たすことが難しい場合は、何が足りないのかを、わかる範囲でご説明させていただきます。
必要書類、今後のスケジュールの案内
ご準備頂く必要書類を案内し、今後のスケジュールを案内します。
行政庁に対する免許申請と同時進行として、「保証協会への加入手続き」も行います。
保証協会への最終的な加入は、免許の通知が来てからにはなりますが、手続き自体は進めていくため、そのためのスケジュールも案内します。
必要書類の収集・作成
ご用意頂いた書類に基づき、行政書士が申請のための書類を作成します。
行政庁に免許申請・受理
作成した申請書類を、管轄行政庁に提出します。この提出時に、申請手数料も一緒に納付します。
手数料の料金は、福岡県の場合は、福岡県知事免許申請で免許申請手数料33,000円となっています。
行政庁による審査
申請書類提出後、行政庁による審査が行われます。
この際、事務所の調査も行われます。
免許の通知と、保証協会加入手続き
審査に問題がなければ、行政庁より「免許の通知」が、普通郵便ハガキで、申請者の事務所宛てに送られてきます。
この「免許の通知書」が届いた後に、保証協会に、お金を供託し、管轄行政庁にて、免許証の交付を受けるという手続きになります。
この手続きを行う前に、営業を開始することは、法律違反となります。
免許証の交付と営業開始
保証協会への供託が完了後、免許証の交付を受けて、営業の開始となります。
免許取得後の対応について
免許の有効期間は、5年間となっており、有効期間満了の日の、90日前から30日前までの間に、免許申請書を提出して、更新手続きを行わなければならないとされています。
また、免許取得時から、内容に変更があった場合は、定められた期間内に、届出が必要とされています。